猫の額ほどの話 

猫好きshinnriko(シンリー)です。昨年より乳がん治療中です。術前抗がん剤を経て手術療法、そして再手術。転居後、大学病院で放射線治療を終え、1年3ヶ月のハーセプチン+タキソール治療。最近(2014年初夏)転移と思われていた肺の一部切除しました。

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続・肺の一部切除にいたるわけ

 5月26日のブログの続きです。

肺にある影は何かを調べたくて、手術するに至りました。

乳がんの細胞診はご存知の方も多いのですが、先の尖った針で一部組織を採取します(ピアスの穴あけ器具(ピアッサー)を大きくしたような器具)。
注射器のような器具ですので、採取する部位の傷もたいした大きさではありません。

ですが、肺はそんな簡単なことではすまなくなります。
肺は胸腔内にあります。
肺の組織を取るとなると、肺をめがけて針を刺すのでは、当然取ることは無理です。
開胸手術をするか、内視鏡を用いて肺の一部を切除するか(簡単にいうとビデオカメラを入れてテレビ画面で手術をする方法)ですが、当然傷が少ない内視鏡で手術する方が良いに決まっています・・・がたいへん大掛かりなことです。
前述の乳がんの細胞診のように針だけで済むということではありません。

皮膚の切開は三箇所になります。
一箇所の傷口にはドレーンが留置することになります。
術後には術後出血や空気漏れ、術後肺炎などなど、可能性がないとはいえません。
術後はICUに1日入ることになります。

ICU?・・・考えすぎると、怖いことです。
そういう時には考えてもしょうがないので、あまり考えないことにしています。
アホになってしまう!?

そんな大掛かりな手術をしないと、転移しているかしていないかが判らないなんて、レントゲンもCTもPETも不甲斐無いものです。
これ以上の抗がん剤治療のことを思うと、ここで決意した方が良いのだと、何度も言い聞かせ、手術日を待つことにしました。

3月7日に呼吸器外科の外来、手術の説明。
4月17日入院。
4月21日、手術。

肺の切除手術をすると決めてから入院まで、随分期間があります。
その間、何べんも悪い予感を払拭し続けました。

次は入院、そして肺の部分切除の手術のことを書きます。
ああ、いつになることでしょう。

読んでくださっている方、気長に待っていてください。

おまけに、前回の記事(5月26日分)にイイネをしてくださった方、ごめんなさい。
誤って、文章自体を消してしまいました。
記事はなんとか復元。
ただイイネは回復できませんでした。
しばらくブログを書かないと変なミスをしていまいます。
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肺の一部切除にいたるわけ

 このブログサイト、まことに不真面目ですみません。
半年に一回しか更新しないのかヨ・・・ていう感じです。

病状悪化、たぶん瀕死の状態にあるに違いないと思っておられる方もいるかもしれません。

先日もある方からお電話をいただき、ブログが更新されないので、どうしているか心配になり、ご連絡をしてくださいました。
確かに、一般的にステージ4となると、いつどうなるか判らない病状なのでしょう。

でも私は元気です

それにずっと抱えてきた、胸の憂いも、現在は考えなくても良いことになりました。
8月まで病院にすら行かなくても良いのです。
要するに経過観察期間にある、ということです。

胸の憂いとは何かといえば、
mune-setsu.jpg

この画像のボールペンで赤いマルが付けられたところが判りますか?
(決して脂肪の厚みは気にしないようにしてください)
白い丸い影があります。
素人目には肺の組織も白く写り、何が何だか判りませんが、この丸い影は東京の医師も、現在の徳島の放射線科の主治医もマンマ(乳腺)の主治医も注目するべき白い影と見てきたわけです。

普通に考えれば、乳がんの転移と考えるのが、リンパ節転移もあった私の病状から考えると妥当なところだということです。

一度の乳がん切除でも取り切れず、伸展していた(2回切除術をした)。
脇のリンパ節にはガンが癒着し固まりのようになっていた。

そういう理由で、一昨年の12月(2012年)から昨年10月(2013年)までウィークリーのタキソールとハーセプチン。
10月から今年3月(2014年)まで、タキソールとハーセプチンの隔週のタキソールとハーセプチンが続きました。

1年2ヶ月の化学療法です。
さすがに、免疫力が落ちているのが判りました。

なのに、転移しているであろう胸の影はCTでも単純レントゲンでもPETでも、一向に大きさが変わらない影がありました。
(それは悪いことではありません、ガンが抑えられていると見るのです)
多発肺転移、肺小結節という名称がついていました。
何ら変わらない、この結節は何なのだろう。
この大きさではガンの症状は出ない、ということは何人かの医師に聞いています。

でもなんら悪さをしない、なんら成長もしない、この腫瘍状のものはいったい何だろう。

そして、このまま化学療法が続いた場合、体は正常に保っていけるのだろうか。
(今年1月に免疫低下が原因だと思う肺炎で入院しています)
(昨年8月タキソールのシビレが原因で転倒しています)

そんなことから一大決心をしました。
肺の中身を調べよう!!」

体の外に出ている、乳がんの細胞診と違い、肺は胸腔内です。
当然カテーテル、もしくは開腹が必要になるでしょう。
考えれば考えるほど恐ろしいです。

(つづく)
つづくっていつだよう、半年後?かい?と聞こえてきそう。

あけましておめでとうございます 2014年はる

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

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休業中のブログになってしまっています。
どうしても生存確認したい方は左にあるFaceBookで、ちょい見、してください。

二度目の脱ヅラ大???作戦

暑い夏がやってきました!!

今年の梅雨はいつもの年より10日も早い。
下の写真は昨年の今頃です。
普通の人から見たら、少し短いです。
だいたい今年の髪の状態に比べて2ヶ月分くらい長かったのではないでしょうか。
040use20120806-2.jpg 

普通の人だって、この夏の暑さには閉口しているはずです。
なのに、ヅラというお毛毛フサフサのお帽子を被り、裏をみると、ナイロン素材。
いくら通気性を良くしている、何十万もするお高~いヅラをしていたって、この暑さはどうにもならないはず。

これは経験してみないと判らないとおもうのだけど、普通の人は、額とかもみ上げ付近から汗をかくでしょ。
ところが脱毛者は頭全体のどこから汗が流れているのかわからない、突然に汗がヅラの間から流れてくるわけです。
その不快感といったら、到底耐えられそうにありません。

ということで、shinnrikoのカツラ生活はこのところ、ピシッと辞めました。
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まだ少し短いです。
キャッ部屋の中が乱雑に…後ろは帽子とカツラの山。

実は東京では恥ずかしくなかった、べりベリーショートが徳島では恥ずかしいのですよ。
東京はいろいろな人がいましたものね。
少々の奇抜さは個性ですもん。

徳島ではまず、人が歩いていない。
皆さん車に乗っています。地方都市はこんなものです。
大勢の人がいるのは病院ですが、病院ではいかにも抗がん剤による脱毛患者ですもんね。

『ヅラナシ』は釣りに行くときだけにしようかと思っていたのですが、やっぱり暑い!
脱ヅラをして、公の場に行ってしまうと、二度とカツラは被れない。
だって、カツラだと思っている人は判るとして、今まで地毛だと思っていた人は突然髪の毛が伸びるなんて、まるで妖怪のようでしょう。
だから、ココは毅然として辞めてしまいます
そして悔してはいけません

考えられない暑さの中でもがいていたshinnrikoではありますが、昨年に引き続き、またもやベリーベリーショートです。

2回も丸坊主になった人は乳がん患者でもあまり聞かない。
これが運命なのか、でも宿命ではないな。
運は自分で引き寄せるものだから。

それにしたって、あまり良い結果が出ていないじゃないとウワサしてる?
でも死ぬまで判りませんよ。
死んでからも判りませんよ。

来世畏るべしという人が一杯闊歩しているではありませんか。
そんな人より頭の毛が二度もなくなった人の方が悪いことをしましたか?
勇気をもって、自分は自分だ!恥じることナシ!
と言い切ってしまいましょう。

と言いながらも、そ~っとケモ室の師長さんに、これで世間に出ても可笑しくないか聞いている私です。
答えは明快ですね。
恥ずかしいと思う気持ちは自分だから
明言です。 
そうと決まれば、実行あるのみ。
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白髪が目立つとやはりみすぼらしい。
少々ファンキーにした方がよいでしょ。
耳には大きめのピアスを付けます。
まだヘアカラーは怖いので、ヘナで染めました。
2時間泥の髪で過ごすのは、それはそれで嫌なものはありますが、仕方がないです(ヘナは冷製ハーブで、染めるのにとても時間がかかります)。

shinnrikoの治療は抗がん剤タキソール+ハーセプチンを毎週投与しています。
既に21回、7クールを終了しました。
普通の人はだいたい4クールで終了です。
人よりも一杯影響が出るはずです。
普通だったら、こんなに毛が生えているのを訝しいと思う人もいるかもしれません。
実は、クーリングを実行していました。

主治医の了解を得て、ケモ室の師長さんから一応指導を受けました。
抗がん剤が始まる15分前から抗がん剤15分後ぐらいまで冷たいキャップで頭を包みます。103.jpg 

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それ様のキャップ(ダンクールキャップ)も市販されていますが、大変高価なものです。
迷わず作ることを決意!

写真上の生地のように丸く2枚切り、ミシンで平行に縫います。
そこに保冷剤を詰めていきます。最後に回りにゴムを通します。
これでも充分でないと思い。生え際の所には、別の保冷剤を巻いています。
(小学校から使っているハサミです。ふふふもう何年?)

001use20130705.jpg最初は適当にターバンのように巻いていましたが、部分部分クーリングされない部分がある為か、セオリーどおり3週間後にはポツポツと毛が抜けました(抗がん剤をすると、毛はだいたい3週間から抜けはじめます)。
そこで諦めずに、現在のようなキャップに換え、続けていきました。
だいたい予定通り、抗がん剤タキソールを投与しながらも、無理やりだけど、夏には脱ヅラをすることができました。

冬のクーリングはとても寒く頭に被ると、ガタガタ震えがきた日もありました。
案の定その後熱が出ました。
免疫力が落ちているので、ちょっとしたことでも感染症にやられます。

ですので、くれぐれもクーリングをしたいと思われた方は主治医に尋ねてください。
自分の病状でして良いか、確認を取ってください。
師長さんの話しではエビデンスがないので、一時病院でもしていたものが、だんだん廃れたらしいです。
前にも話しましたが、脳転移という心配もあります。

現在は眉毛と睫毛が生えてきません。
当然です、クーリングしていませんから、瞼が垂れてとても違和感があるので、8クールから目にもアイマスク型の保冷剤を載せるつもりです。
睫毛と眉毛はタキソールに負けずに無事に生えてくれるでしょうか。
これは12月からエンドレスのタキソールをすることになった、shinnrikoのちょっとした抵抗なのです。

エンドレスで本当に終わりがないのかということですが、現在LongSDの状態にあるわけですので、なるだけこの治療を引き伸ばしたいという主治医の話でした(だいたい1年間を目処にするみたいですが)。
髪の毛、眉毛、睫毛が生えたら、お洒落をするにも楽しくなるでしょ。
もうバッサバッサのつけまつげにはウンザリです。

実は免疫力だけでなく、少々貧血もあるみたいです。
昨日、車から降りて、買い物袋を持って歩き始めたら、前のめりに倒れていました。
買い物袋が重かったのか、足が縺れた記憶がないので、一昨日から貧血の症状が出ていたことを思い出しました。
只今上唇が晴れあがり、カラス天狗のような口になっています。
治療に通っている大学病院の看護師さんに電話をして救急で診てもらいました。
偶然にも主治医が当直だったので助かりました。
腫れが収まってから、形成外科で診て貰うのかな?
上唇は目立つので簡単に縫うことはしなかったようです。

次から次へ何となく違和感がある生活ですが、前向きに毎日を送っているshinnrikoです。
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リンパ浮腫…せせらぎ

私の体の中に流れるせせらぎ。
せせらぎは湧き出した水を確かに流してくれる。
僅かな水の音を聞いてみよう。
僅かな流れだけれど、澱みなく私の体を流れていく。
大切なのはイメージする力。
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3月から発症したリンパ浮腫。
当初硬くなった前腕はだんだん柔らかくなってきました。

あとは、手の甲と指ですが、指は包帯でないと対応できないらしいです。
今判っていることで言うと、
☆包帯で浮腫を抑える(弾性包帯)。
☆ドレナージュで溜まった水分を流すこと(リンパドレナージュ)。
この二つの方法で対応していくということ。

ドレナージュは排出というフランス語です。
溜まったリンパ液を排出していく方法としてリンパドレナージュという手技を使います。

健康な時には、リンパドレナージュというのはエステでするのだと思っていました。
リゾートに行って、少々お高い金額を払ってたまにエステでやってもらうオイルマッサージ。

そういうのに比べたらだいぶ悲壮感があります。
自分でしなくてはなりませんし、毎日2回はしなくてはなりません。美しくなるというのではなく、ぶよぶよとした皮膚の治療をしていくのが目的です。
楽しい?
楽しくないです。

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せめてイメージすることで、私らしくありたいと思います。

それがせせらぎ。
患部に溢れ出した水を皮一枚下の小さな小さなリンパに溢れた水を流していきます。
ささやかに、小さく小さく、だけど確実に。
今日はせせらぎの音が聞こえてきましたでしょうか。

(ドレナージュの手技に関しては今まで掲載した記事を参考にしてください→コチラ

(弾性包帯を巻くとこんな感じです。腕を大怪我したみたいです)
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寝る時にこうやって巻いて寝ます。

昼間はこういうグローブをして生活をしています。
075.jpg
ですがこのグローブが曲者で、洗濯をする度に小さくなります。
何故か親指ばかりに食い込みます。
完全に神経麻痺になってしまいました。
それもすこしずつ改善。
このグローブは高価なものですが、主治医に書類を書いてもらうと保険の申請ができます。

川の写真は秋田の川…実は川の名前は忘れてしまいました。
以前フライフィシングで訪れた川です。

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