猫の額ほどの話 

猫好きshinnriko(シンリー)です。昨年より乳がん治療中です。術前抗がん剤を経て手術療法、そして再手術。転居後、大学病院で放射線治療を終え、1年3ヶ月のハーセプチン+タキソール治療。最近(2014年初夏)転移と思われていた肺の一部切除しました。

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大学病院の抜歯ってどうよ

昨日(2013年2月8日)、大学の口腔外科へ行ってきました。
ただ昨日は、消毒をしただけでしたが。

実は先週の金曜日(2013年2月1日)に抜歯をしました。
前から被せていた冠と歯の間に隙間があるような気がして、歯磨きの度に歯間ブラシで丁寧に詰まるゴミを取っていましたが、生憎少々揚げすぎたヒレカツを食べた時にポロッと冠の土台から取れてしまいました。
そして、取れてから一週間後の2月1日に抜歯をしました。

外科の主治医から院内紹介状をもらっていきましたが、担当課の宛名だったので、どの先生があたるか、何となく不安ではありましたが、不安的中だな。

可愛いお嬢さんの歯医者さん。
AKBのメンバーの中に入っても引けをとらない可愛い子だぞ。
まさか、この子が担当ではないわよね。
でもちゃんと抜歯に関しての説明をしてくれました。
その時の写真はコチラです→
でも当日になっても、まさかこの子が抜くとは思ってなかったのよね。
だって、大学病院のホームページの診療科のスタッフに名前がなかったのですもの。

13時に予約でしたが13時半に名前を呼ばれました。
一通り説明があり「本日抜歯をしますか?どちらでも良いですよ」と今更ながら言われた。
だって、今週中に抜かないと、来週はまた抗がん剤の週になってしまうではないですか。
抜歯して腫れている時に抗がん剤はしたくはありません。
白血球の数も先週より増えています。
この日にしなければ、タキソールが3週、その次の週となると一ヶ月遅れることになります。
抗がん剤によっては歯を抜いてはいけない抗がん剤もありますし、ガンが骨に転移している場合は無理になってきます。
できるときにやっておきたいというのが、心からの本意ではないけれど、必要なのだということは判ります。

口の周りをアルコールで消毒され、顔の上を口の周りだけ穴の開いた布で被せられます。
この時までもまさかこの子が抜くとは思っていなかったのですよ。
口を開けて麻酔の注射をします。何箇所か注射をされます。
これはいつもの抜歯と変わりありません。

穴の開いた隙間から横を見ると可愛い歯医者さんのゴムの手袋をした手が見えます。
両手を組んで祈りのポーズです。
そして、組んだ手が時々ガッシリと組治されます。
ええ?お祈りしてくれていますか?
それとも、自分にガンぼろうという気合?

東京に居たときに、キリスト教の病院だったものですから、点滴の針を入れるときによくお祈りされていましたが、大学病院でもお祈り?

歯科の麻酔はどうも好きになれません。
心臓がドキドキするからです。「痛いですか?」と可愛い声できかれるものの、「痛い」といえば、麻酔を足されるだけだし、「痛くない」とと言えばズンズンと響く。
私はどうしたらよいのだろう。

歯科の器具など知る由もないが、しばらくギリギリと歯にノミで開ける様な音がする。
その後に若い歯医者さんのため息。もろに「は~」と言っている。
よっぽど抜けないのか。
そしてこの状態はいつまで続くのだろう。

10秒後にギブアップ宣言をしようとした時に男性の声がした。
肩を叩かれて、「休みましょう」ということになった。
声が男性になったので、メンバー交代は明らかだな。
ちょっとホッとした。
だけど、相変わらず抜けない。
さっきの彼女は助手に回ったみたいだった。
途中で女性の指導者のような人が来て、「○○君だったら大丈夫だよね、任せたからネ」
任せられたのが君かあ、早く抜いてね。…私の方が祈りたくなってきた。

東京の病院の歯科の主治医は本当に上手だったなと思い出したら、涙が出てきた。

それでも抜けない。
どうやらこの男性は他に用事ができたみたい。
今度は指導者風の男性がやってきて、「何時からやっているんだ」と若い歯医者さんに聞いていた。
「13時半からです」
「交代しましたからね」と聞こえてきた。
今度はもっとちゃんとした歯医者さんかア?
それから、数分もしないうちに抜けていた。

その後、彼女が消毒をしてくれてやっと抜歯が終了した。
抜歯時間一時間半でした。
自分の手を見るとブルブルと震えていた。

普通の町医者の歯医者さんで一時間半かけたら、待っている人とか大変なことになりそうな時間。
でも町の歯医者さんには交代要員なんてないわけだし、いざという時、それも困るだろうな。

大学病院で、最初から最後の先生出てきてよ。
というのが本音。

大学病院なので、新米の歯医者さんが担当になったとしても、まったく文句は言えません。
学生の勉強の場であるという、そういう機関だからです。
だけど、普通の人は県下トップの治療が受けられると思って受診するんですよね。

紹介状には、しっかりと先生の名前を明記してもらえば、その先生になるかもしれない、今度からはしっかりと明記してもらうか。
でもすでに彼女が担当ということで定着してしまったら、たぶん少々未熟なだけで、悪い印象の彼女じゃないわけだし、困惑するなあ。

将来はしっかりした歯医者さんになれるようにね。
抜歯に一時間半かかった、自分には手におえなかったということをしっかり憶えていてほしいな。
「あの頃は若かったんだし、それも仕方なかったのよ」
みたいな開き直った思いを将来持って欲しくはないな。

若い歯医者に体を預けて治療させてあげました。
この日、まさに菩薩行のshinnrikoだったわけです。
そう思わないと一時間半の抜歯時間、その後の疼痛、遣るかた無しです。
一週間も経たないとブログにできなかったくらいですから。

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乳がんの次に厄介なのは

乳がんの次に厄介なところ、これが私の場合歯なの。

虫歯になんてかかったことがないワ。
なんて言っている人が時々いるけど、めちゃくちゃ羨ましい。

たぶん乳がんになっていなかったら、お金を貯めてインプラントの選択をすると思う…。
でも如何せん、抗がん剤治療中。
たぶん抗がん剤治療中にそんな選択をする人はいないだろうけど。

晩御飯がヒレカツだった23日。
少々ゆっくり揚げすぎたのもあって、衣が硬くなってしまった。
何となく口の中でカリっと音がしたと思ったら、口の中でゴロンとした異物感があったの。
ああ、とうとう取れたか…差し歯。

随分前から気になっていたのよね。
歯磨きの仕上げに歯間ブラシでコチョコチョと磨くと奥歯からこれでもか、というほどカスが出るの。
こういうときには、必ず歯が痛んでいるというのは、経験上すぐ判っていたワヨ。

次の日の24日はウィークリーのハーセプチンとタキソールの日。
随分意思が通じるようになった、外科の若い主治医に歯がポロリと取れてしまったと訴えると、さっそく大学病院の歯科への院内紹介状を書いてくれた。
大学病院の歯科なんかへ通う人はどんな人だろうと思っていたけど、例えばどんな高度な歯の治療をするのだろうと思っていたの。
そうか、私みたいな人だ。
さっそく抗がん剤治療の次の日、歯学部の建物の中に入りました。
受付を済ますと、口腔外科の前で待つように言われます。
ここも大勢の人が治療を待っています。
それでも待つ時間に読もうと思って持っていった本の10ページも読まないうちに名前を呼ばれました。
振り向くと、可愛い女の子が待っています。
学生さんみたいだけど。

差し歯の抜けた部分のレントゲンを見ると、根の周りの部分が虫歯らしい。
歯20130125
このまま抜けた冠を付けたとしても、抗がん剤治療中であることもあって、口腔衛生上よろしくないらしい。
口腔内のトラブルを少なくするには抜くのが一番の選択だということです。
ああ、また抜歯ですか。

外科に問い合わせて、抜くのに最良の日を考えると、タキソールが1クール終了し、ハーセプチン単独の週の来週がちょうど良いということらしい。

はい、来週また歯が一本無くなります。

8020運動?まったく圏外の私です。



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恥ずかしながら入れ歯の話

本日はshinnrikoが一番隠したい部分に関して書きます。

恥ずかしながらアラフィフのshinnrikoの歯は相当悪い。
すでに究極の悪さにきている。
昭和11年生まれの母の歯より悪い。
歯の寿命でいえば、瀕死の重症患者。

抗がん剤治療で通っている病院の付属歯科の主治医は笑顔なのだけど、いつも困ったな…という顔をしながら私の歯を見る。

土曜日(2012年6月9日)に今年2月に治療した挿し歯が、なんと柔らかい食べ物を食べてポロリと取れてしまった。

取れかけていた歯なんて、何をしようと、どういうものを食べようと取れるものは取れる。

取れた歯を無くさないようにファスナー付きの小袋に入れて保存しておく、この歯がすぐに付けばいいのだけど、根が腐っていたら、また最初からの治療になる。

昨日は月曜日、お昼前に病院に歯科の予約が取れました。
歯科医が心配していたのは先日治療した右下の犬歯。
土台になる歯の根が限界らしい。

今回取れたのは、左下の犬歯よりも奥の歯。
先生に診ていただくと、取れた根の部分はまだ大丈夫だそうで、今回は接着剤を付けて事なきを得ました。

しかし…。
shinnrikoの歯は奥歯がありません。
すでに抜歯をしています。
ということは、奥歯はどうしているのかというと今は何もない状態。
本来なら入れ歯インプラントの選択をしなければなりません。

ですが、インプラントは脅威の高値です。
当然保険は利きません。

大体1本につき40万(多少の上下はあります。上物が安いと値段が下がります、処置費用も入っています)。
shinnrikoだと4本の埋め込みが必要です。

何回かの先生への質問でこれくらいは判りました。
病院の付属の歯科医院なので、何かあったときには大丈夫です(例えば麻酔とか外科治療に及ぶトラブル)。
インプラントの経験も15年のキャリアがあります。
信頼して良い歯科だと思います。

しかし私には先立つものがない。
高価な分子標的ハーセプチン治療はまだまだ続きます。
子供の学費は今年一年かかります(ハーセプチンやインプラントより高い!)。

という事情でインプラントは来年以降にしてもらうことに話しました。

それでは奥歯のない部分はどうするのかということですが、残るは入れ歯しかないことになります。
いつまでも欠損状態でいると、今回のように思ってもみないほどの弱い力でポロリと歯が取れてしまうことになるそうです。

入れ歯だと保険が効いて、だいたい一万円前後でできます。

実は私はすでに部分入歯を持っています。
3年前に京都の歯科医院で作ってもらいました。
当事は大津に住んでいましたが、横浜で通っていた歯科医の紹介で通っていた歯科医院です。

その時の初老の先生からは、「入れ歯の違和感は慣れるしかないです」と言われました。
確かに装着すると、相当な違和感で、食べるのが苦痛でしかない。
2~3回使用してから、そのまま机の引き出しにしまい込んでしまった。
もちろん、夫にも内緒。
こんなものを使っていると知ったら大いに笑われるだろう。

それからはこの奥歯欠損状態のまま生活していますが、残された歯に負担がかかり、こんなにも脆くなってくると、このままではいけないと思うに至った。

総入歯はなんとしても食い止めなくては。

疑問に思っていたことを、歯科医に相談しました。
「部分入歯だと現存している歯がもし欠損した場合、全部作り直すのですか?」というもの
ずっと疑問に思っていたの。

「部分入歯は継ぎ足しで作り直すこともできるのですよ」
「もし、お持ちなら、今度持参してください」ということ。

そうなのかあ、その都度作り直すのではまたお金がかかる。
それよりも、せっかく慣れた入歯なのに、また新しい入歯にして、慣らさなくてはいけなくなるとしたら、気が重くなるに決まっている。

とにかく部分入歯作りも来月からだ。

歯科医に詮方ないことを聞いてみた。
「せっかく、高価なインプラントの歯を埋め込んで歯がきれいになっても、それに見合うだけの命の年数は私にはあるのかなあ」

歯科医は何も言わず、ただ笑っていた。

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抗がん剤しながら歯科通いは??!!

ブロ友さんからコメをいただきました。
抗がん剤してる間って歯科治療しちゃダメって聞いたのですけど
大丈夫ですか?
免疫も落ちてるし血も止まりにくいからと…」

ご心配かけています。
そしてありがとうございました。

ガン専門のブログを見ても、書籍を見ても、「歯科治療抗がん剤をする前にしましょう」
って書いてあります。

shinnrikoも悩みました。
といっても、私の場合は歯医者さん自体があまり好きではない。
あの「キーン」って音を聞くだけで、背筋がゾクゾクとしてきます。
私の場合はさておき、、、

抗がん剤治療中はダメだろう」と・・・それで歯科へ行くのをためらって、虫歯を放置する人がいたとしたら・・・。

気の毒な人が出てくるに違いないと、、、あくまでもshinnrikoの場合のことを記入しておきますので参考にしてくださいね。


抗がん剤をしながら抜歯】 1月12日のこと

私の場合は左犬歯の差し歯が取れてしまいました(現在は右犬歯を治療中)。
AC療法を終了して1ヵ月後。
まだ体はキツイ抗がん剤でボロボロだったかもしれません。
ハーセプチン+タキソールを始めてすぐでしたが、パクリタキセルの影響で体が何となくピリピリしている時でした。

主治医に恐る恐る歯医者さんに通いたいと訴えたところ、「このくらいの白血球の量だったら心配ない」とあっさりと言われました。
shinnrikoの毎週の白血球の量は、だいたい3500~4000/μlで若干少なめ。
好中球は常に正常値内でした。

歯科の治療は差し歯にした歯がボロボロで、「抜歯をするしかない」と言われました。

歯科は病院内にありましたので、歯科の先生は外科の主治医に連絡、抜歯をしても構わないという結論になりました。
血液検査の結果の用紙も歯科で参考にコピーを取っていました。

抜歯後の血の出方はいつもより若干多目かな?(気のせいかもしれないけれど)

抜歯後は・・・たぶん普通の方の抜歯後の状態と変わりなかったのではないかと思います。

もし、抗がん剤を投与しながら、歯が調子悪いという人でお困りの方がおられたら、早めに主治医に相談されると良いのではないかと思います。

その人その人で体の状態は違うと思います。
歯科治療は駄目だと、自分で決め付けてしまわないで主治医に相談してみてください。



今度は右犬歯部分の差し歯が抜けてしまいました。

本日、歯科の診療日でした。 

塗る簡単な麻酔後、麻酔の注射、その後歯茎を少々切り取りました。
そうしないと、新しい差し歯を作るのは無理なようです。
とにかく、抜歯するかしないかの、限界ぎりぎりの治療です。
それも・・・保険内。

今日も血が若干止まりにくかったような気がします(気のせい?)。
現在、少しズキズキしてきましたので、ロキソニンの痛み止めを胃薬と共に飲みました(ロキソニンで胃を荒らしたことがあるので・・・)。

チャーミー6さん、ありがとうございました。
ブログネタをいただいてしまった・・・かもです。

チャーミー6さん、いつも参考にさせていただいています。→ブログはコチラです。

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深刻・・・歯科通い再開

昨日、ショックな出来事が・・・。
下の前歯、犬歯部分の差し歯2本が取れた。

前々から気になっていたのだが、やっぱり取れたか・・・。
この歯は別府にいたときに一度取れたの。
「たぶんダメです、抜歯でしょうね」と別府の歯医者さんに言われて、そっとセメントで付け直してもらっていた。

秋から歯科通いで治療していたのは、左の歯。
今度は右が駄目になった。

本日朝から乳がん治療で通っている病院の歯科に予約を取り(なかなか予約がとれないのよ)、今帰って来ました。

現在shinnrikoのDoctorは二人。
乳がんを診てくれているS医師と歯科のM医師。
どちらの先生も気の良い、話をよく聞いてくれる先生(ここが大病院より良いと思っている)。
特に歯科のM医師はニコヤカに話す先生だ。

そのM医師がちょっと深刻そうに、話始める。
「現在の治療法としては、2つです。完全に2本を抜いてしまうか、期限は普通の人よりも短いと思いますが、何とか治療してみる方法です」
「すぐに取れる可能性があるので、どうせ取れるなら抜くということも考えられますが、どうしますか?」

とな?
現時点のshinnrikoにとっては、乳がんよりも歯の方が深刻な事態の話(木曜日以降事態は変わるかもしれない)。

インプラントは40万が相場だろうな、医療費控除で戻ってきても、相当額支払うことになる。
正直な話、そこまでお金をかけてもどのくらい自分の体はもつのだろうか。
そして、インプラント治療した歯もどのくらいもつのだろうか。

何だか、頭が混乱してきた。

結論は・・・なるたけ、取れた2本の歯の根を活かして、しばらくは持たせる(そんなにもたないらしい)というもの。

いいかげん歳は取っているが、顔を見ると若そうに見える(ホント?)らしい。
ですが口の中の内情はボロボロ。

美味しいもの大好きなのに・・・。

深刻な事態だ、なんということだろうか・・・ショボリン!!。

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