猫の額ほどの話 

猫好きshinnriko(シンリー)です。昨年より乳がん治療中です。術前抗がん剤を経て手術療法、そして再手術。転居後、大学病院で放射線治療を終え、1年3ヶ月のハーセプチン+タキソール治療。最近(2014年初夏)転移と思われていた肺の一部切除しました。

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リンパ浮腫…せせらぎ

私の体の中に流れるせせらぎ。
せせらぎは湧き出した水を確かに流してくれる。
僅かな水の音を聞いてみよう。
僅かな流れだけれど、澱みなく私の体を流れていく。
大切なのはイメージする力。
P1000098use20080816.jpg

3月から発症したリンパ浮腫。
当初硬くなった前腕はだんだん柔らかくなってきました。

あとは、手の甲と指ですが、指は包帯でないと対応できないらしいです。
今判っていることで言うと、
☆包帯で浮腫を抑える(弾性包帯)。
☆ドレナージュで溜まった水分を流すこと(リンパドレナージュ)。
この二つの方法で対応していくということ。

ドレナージュは排出というフランス語です。
溜まったリンパ液を排出していく方法としてリンパドレナージュという手技を使います。

健康な時には、リンパドレナージュというのはエステでするのだと思っていました。
リゾートに行って、少々お高い金額を払ってたまにエステでやってもらうオイルマッサージ。

そういうのに比べたらだいぶ悲壮感があります。
自分でしなくてはなりませんし、毎日2回はしなくてはなりません。美しくなるというのではなく、ぶよぶよとした皮膚の治療をしていくのが目的です。
楽しい?
楽しくないです。

P1000098use20080816-2.jpg 
せめてイメージすることで、私らしくありたいと思います。

それがせせらぎ。
患部に溢れ出した水を皮一枚下の小さな小さなリンパに溢れた水を流していきます。
ささやかに、小さく小さく、だけど確実に。
今日はせせらぎの音が聞こえてきましたでしょうか。

(ドレナージュの手技に関しては今まで掲載した記事を参考にしてください→コチラ

(弾性包帯を巻くとこんな感じです。腕を大怪我したみたいです)
058_20130715160840.jpg
寝る時にこうやって巻いて寝ます。

昼間はこういうグローブをして生活をしています。
075.jpg
ですがこのグローブが曲者で、洗濯をする度に小さくなります。
何故か親指ばかりに食い込みます。
完全に神経麻痺になってしまいました。
それもすこしずつ改善。
このグローブは高価なものですが、主治医に書類を書いてもらうと保険の申請ができます。

川の写真は秋田の川…実は川の名前は忘れてしまいました。
以前フライフィシングで訪れた川です。

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成果!リンパ浮腫治療から4日目

リンパ浮腫の専門病院へ初診で行ってから、4日目です。
初めて通う病院に慣れずに、先生に違和感を覚えていましたが、そんなことより、早くも四日目で成果が出てきました。

やっぱり行って良かったです。

☆手が上に上がらなかった状態が改善。
☆手が横に真っ直ぐに伸ばせなくなっていたのが改善。

以上により、萎縮していた右手が自由に使えるようになりました。
これは私的には随分すごいことで、要するに、QOL(quality of life=生活の質)の向上ですよ。

棚の上のものが取れるようになったのです。
キッチンの換気扇のボタンが押せるようになりました。
駐車場のチケットが簡単に取れるようになりました。
洗濯物を干す時に、パンパンとシワをのばせるようになりました。
この3週間ばかり本当に不自由でしたもの。

やっぱり専門医には行くものです。
やっぱり名医であったか。

本日は本格的に理学療養士さんの指導を受けます。

最初ですので、乳がん手術の事、抗がん剤のこと、放射線療法のことなど、現在の症状と併せて聞かれます。
次に自分でやっているマッサージはどのようなものか伝えます。

その後、療法士の先生が直接マッサージをしてくださるのですが、とても自分でするのよりももっとソフトタッチです。
そのことを伝えると、リンパ末端は皮膚のすぐ下の繊細な組織なので、押さえてしまうと潰れ、液が流れなくなってしまうということです。

やさしく、やさしく大雑把に撫でるのではなく、細かに撫でるほうが良いということでした。
一時間の簡単なマッサージと指導ですが、端的で判りやすい説明をしてくださいました。

その後、先生の診察でしたが、今回は2回目なので前回よりは、何となくこの先生の話し方に慣れてきましたし、考え方も少々判ってきました。

「この4日で随分良くなりました」
と伝えると、
「ボクはマジックは使っていないよ」
と返答が返ってきました。
そして先生の説明はこのようなことだったと思います。
リンパマッサージテキスト
抗がん剤現在投与している、または放射線治療後の後遺症によりAxillary Web(腋窩網(えきかもう))にとういう症状がでることがある(綴りを先生に書いてもらいました)。
それは圧着しているもの(現在使用しているtgグリップ)によって改善する場合もあるし、自然に治る場合もある。
将来改善後、そんなことがあったのか?ということもあるよ。

というような説明でした。
こんな難しい単語を言ってくれるのは、たぶん前回の写真云々のことがあってのことかもしれないし、そうではなく、本当は懇切丁寧に説明してくださる先生だからかもしれません。

帰りにパンフレットをいただきました。
徳島県で出しているものですが、shinnrikoは東京で手術をしましたので、この冊子はもらっていません。
じっくり読んで、本日のマッサージをしましょう。

マッサージはやさしくやさしくです。

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リンパ浮腫の病院へ行ってきました

shinnrikoの右腕は相変わらず皮膚が突っ張ったまま、手を上に上げにくい状態です。
 
大学病院の化学療法室の師長さんと緩和ケアの専門看護師のSさんはshinnrikoの右腕の浮腫をとても気にしてくれています。
ありがたいことです(感謝です)。
木曜日(2013年3月21日)の点滴の際にも様子を見に来てくださいました。
そして、やっぱり専門医の先生に診て貰った方が良いのではないかということになり、主治医に紹介状を書いてもらうようにお願いしてくれました。
 
リンパ浮腫の専門医は、たぶん全国でもそんなにいらっしゃらない?と思う。
 
今回、紹介状を書いていただいた病院は全国から患者さんが来院する病院です。
先生はリンパ浮腫に関して、本も出されていますし、講演会等もしておられる全国的に有名な先生です。
幸いにして、shinnrikoの家から大学病院までの間にその病院はあります。

昨日(2013年3月22日)、大学病院の紹介状を持って、その病院に行ってきました。
午前中は混みあうとのことでしたので、午後から行くことにしました。

初診の手続きを済まし、待っていると、ほどなくして名前が呼ばれます。
浮腫の診察なんて、初めてのことですので、どういうことをされるのか全く想像もできません。

診察室に入ると、看護師さんに体「脂肪を計ります」と言われ、思わず、絶句!

何となく気がついていたのですが、やっぱり太っていることは浮腫のリスクになるのですか。

病院着に着替えて待っていると、その有名な先生が登場。
すっきりとしたお顔の先生です。なかなか男前?

さっそく浮腫のある右手の超音波エコーを撮ってくれました。
画面には、腕の脂肪の組織が写っています。
写真が欲しいと言ったら、「見たって判らないでしょ」と答えが返ってきました。
実をいうと、こういう言い方をされるのは好きではありません。
ちょっと「イラッ」としましたが、そりゃそうだ、もらえなくて当たり前だと気持ちを切り替えました。

それなのに、次に言われたことは、
「とにかく痩せて」
「こんなに脂肪がついているわけだし、そこが浮腫むんだよ」

ううう…やっぱりそうなのね。

先日ポート手術で入院した時に、半年間で増えた体重に驚き、これはヤバイ、やっぱり痩せないと、と思って1.5㎏くらいは落ちていたのですが…そういうレベルの話しではないのね。
ものすごく痛いところを突かれたので、気分はあまりにも消沈しています。

おまけに、この病気は治るようなものではないという類のものらしいです。
それもショックな話です。

shinnrikoの症状からいって、そんなに酷くはないらしいのですが、浮腫であることは間違いがないので、治療は必要だということです。
弾性スリーブではなく、下の写真のような圧迫するものを今回着けました。
142.jpg 
明細書を見ると『tgグリップ』と書いてありました。

質問をもっとしたかったのですが、どうも気分がブルーで、言葉は少なくなってきます。

とにかく、痩せるのね、それが早道なのね。

次回のリンパマッサージの予約を取って帰りました。
プロがしてくれるリンパマッサージに関して、次は書きますね。

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リンパドレナージの方法

昨日はリンパ浮腫にいたった、経緯などを書きましたが、リンパドレナージの方法です。
この方法に関しては、私の症状に限定されますので、もしおやりになる場合はご自身の体に合わせた方法で、もちろん専門の方にご相談の上行ってくださいネ。

現在shinnrikoが通院している大学病院に緩和ケアセンターというのがあります。
緩和ケアセンターに関しては次回くわしくご紹介させていただきます。
いろいろな相談にのってくださるそうなのですが(例えばガンの痛みに関して、心の悩みなども)。
私の場合はリンパ浮腫に関してです。
この2週間、浮腫に関して緩和ケアの資格を持つ、この緩和ケアセンターの看護師さんにお世話になっています。
リンパ浮腫に関する資料を何枚かいただきましたが、実際に私にしてくださっている方法を今回ブログに載せることにします。

【上肢のマッサージ】(右腋窩リンパ切除の場合)
さする時には赤ちゃんの頭を撫でる時のように優しくです。
(揉むのではなく、さすります)

① 両肩を前から後ろに回す…10回。
② 腹部を「の」の字にさする。腹式呼吸…5回
③ 左脇の下のマッサージ(リンパ液の出口となるところ)…20回
④ 右脇の下から左脇の下までマッサージ…3~5回
⑤ 右鼠蹊部のマッサージ(リンパ液の出口となるところ)…20回
⑥ 右脇の下から右足の付け根までのマッサージ…3~5回
⑦ 右手(浮腫のある手)のマッサージ
  1 肩峰に向かってマッサージ…3~5回
  2 上腕の外側→上に 前面・後面→外側に…3~5回
  3 肘窩(ちゅうか)のマッサージ…10回
  4 前腕を上に向かってマッサージ3~5回
  5 手首のマッサージ…5回
  6 手の甲、指のマッサージ…5回
⑧ ⑦から③まで逆に戻る
リンパドレナージ
文章にするととても複雑で判り辛いですね。

肝心なことは…。
リンパ液の出口をしっかりと意識すること
実際にリンパ液が流れていくことを意識できるかどうか

ということらしいです。

そして最も重要なことは…。
治るということの確信
ということです。

緩和ケア看護師のSさんは、とても前向きな方です。
私の信じている「未来を創ること」を言葉にしてくださいました。
イメージすること、そしてそれが適うということを、口に出されたとき、思わず「ソレです」と応えてしまいました。

このところ治療に関しては負け越している感のあるshinnrikoではありましたが、思いの上で百人力のパワーを持った方との出会いは、とても勇気が湧く出来事でした。
この方のことは信じられる。

太い腕がこれ以上肥大化しないように、毎日頑張りますよ!

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リンパ浮腫の始まり

久しぶりの更新です。

春は忙しいです。
これは病気とは関係…なくです。

それでも春の足音が聞こえ、桜の便りを聞くと、なんとなく嬉しさを感じ、思いっきり深呼吸したいのは、人間だけではなく、我が家の猫達だけでなく、外でさえずっている鳥達も、ブ~ンと飛んでくる蜂や、その他もろもろ生きとし生けるものすべてでしょうね。
しか~し西日本の黄砂とPM2.5と花粉にはまいっていますけど。
(毎週抗がん剤のアレルギー予防に投与している副腎皮質ホルモンのデカドロンも今年の花粉には効きかない模様)

さてshinnrikoはそんな浮き立った気分の中にいて、でも何となく右手に違和感を覚えている今日この頃です。

実はポート手術の後あたりから、右手が痺れています。
たぶん…恐れていたリンパ浮腫というものでしょう。

カテーテルを始めは右側鎖骨下に入れました。
どうしても入らずに左側に再挿入をしました。
術側の右側鎖骨あたりを傷つけています。
(放射線科の医師からは、どうして放射線を当てた右にしたんだろう…と呟かれましたけど)
これが原因かもしれませんが、そうでないかもしれません。

実は春めいてきてから、釣りに頻繁にでかけています(釣りの記事はコチラです→)。
shinnrikoがしている釣りはフカセという釣法です。
右手で撒き餌杓を振りながら餌を撒き、繊細な磯竿で釣るというものですから、夢中になれば一日中腕を振りっぱなしということもあります。
ですが…、用心していたのですけど。

それに、我が家には二匹のわが子同然の可愛い猫達がいます。
ふざけて爪を立てるのを…防ぎようはありませんね。

リンパ浮腫の原因となるものを列挙すれば、本当にいっぱいあります。
【リンパ浮腫の原因】
皮膚の汚れ、皮膚疾患
虫刺され
土いじり
深爪
火傷、しもやけ、日焼け
採血、血圧
肥満
サウナ、岩盤浴
重い荷物
きつい指輪・時計・ブレスレット、きつい下着
激しいスポーツ、腕を振るようなスポーツ
長時間同じ姿勢
飛行機
仕事や家事の負担

shinnrikoが浮腫になる可能性のあるものが何点かありますね。

今の症状としては、指先はまだセーフです。
前腕の中間から肘窩(肘の内側)、上腕の内側から腋窩(脇の下)にかけて痺れています。
特に症状が顕著なのは正中(肘の内側の静脈)の左あたりに筋張った血管もしくは筋が現れ、そこが原因で肘を真っ直ぐにできません。
その筋を中心として皮膚が張っています。

リンパ浮腫でもまだ軽い方だと思います。
主治医は軽いので、経過観察と言っていますが、ケモ室の師長さんは心配してくださっています。
このところケモ室の師長さんには本当にお世話になっています。
ありがたいことです。

リンパ浮腫が酷くならないうちに専門医の診察も検討に入れた方が良いのではとおっしゃられていますが、その前に…。
リンパドレナージの経験がある看護師さんを紹介してくださいました。
この看護師さんは緩和ケア認定看護師さんのS看護師さんです。
認定看護師となると徳島では多くはおられないはずです。
そう数名なはずです。

2週間前から緩和ケアの看護師さんはケモ点滴中にマッサージと自宅で自ら行うマッサージを教えてくださっています。
このマッサージで改善すれば良いのですが…。
実は看護師さんがマッサージをしてくれている時には、私の体は言うことを聞いてくれて、右手はとても柔らかくなり、痛みもなくなります。
とても気持ちよく、良い気分です。
自分でやると…どうしてかうまくいきません。

次回は緩和ケア看護師のSさんのリンパドレナージの仕方を紹介します。

春なので…ブログが放置プレイになっていたら、どうかご勘弁を<(_ _)>。

それと…『猫の家の料理』のブログを再開しています。
Facebookに紹介した料理をアプリから飛ばしています。
Twittermixiにも同時に飛ばしています。
我が家の拙い毎日の料理なので、生存確認になる?かな…。

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