猫の額ほどの話 

猫好きshinnriko(シンリー)です。昨年より乳がん治療中です。術前抗がん剤を経て手術療法、そして再手術。転居後、大学病院で放射線治療を終え、1年3ヶ月のハーセプチン+タキソール治療。最近(2014年初夏)転移と思われていた肺の一部切除しました。

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クリスマスイブは夫の誕生日

 クリスマスイブは夫の誕生日です。
 良いのやら、悪いのやら。

 とにかく、世界中の人たちがクリスマスを祝う中で、我が家は夫の誕生を祝うわけです。

 ちょっと変な気分。

 特にね、年末は忙しく実をいうとクリスマスイブとお正月は10日以上離れていてほしいのに、我が家はそれにもまして、夫の誕生日。
 わけ判らなくなります。

 それでも、毎年ケーキを焼いて、料理を作ってあげるわけで・・・。

 すでに誕生日プレゼントは12月の始めにリール(SHIMANO BBX)を購入。
 プレゼントの購入部だけは毎年とっても準備が良いわけです(だいたい11月の始めくらいから夫は騒ぎ出す)

 さあてと、段取りの悪いホームパーティーの準備を始めますか。
 今年は息子のXAMPも家に戻るというので、頑張らなければ・・・。

 と・・・毎年ケーキを焼くところから始まる。
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 形は歪ですが、中はとろ~としたガナッシュケーキです。
 作り方は『猫の家の料理 レシピ集』に載せるつもりですが・・・shinnrikoのことなのでいつの日になるのやら。

 今回は切った断面の写真を撮り損ねてしまったので、以前の写真を載せます。

 この時には、ビターとミルクのチョコレートを半々にしました。
 作るたびに毎回味と形が違うのも、素人ならではなのですが・・・。
 ガナッシュケーキは失敗の少ないケーキです・・・というかチョコレートである程度誤魔化しが効きます。

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 前菜はモッツァレラチーズのトマトとバジル、パプリカのロースト。
 実はshinnrikoはモッツァレラチーズが大好きなのに、夫はあまり好きではなさそう。

 パプリカは焼き茄子のように焼いてから皮をむいて食べるのが一番美味しい。

 スープはニンジンスープでしたが、写真を撮るのを忘れてしまいました。

 右の写真は以前に作ったもの。

 スープにするとニンジン臭さが嫌いな人でも、美味しくいただけます。

 shinnrikoの作り方は生クリームなしで牛乳のみで作ります(だってカロリーが高くなるでしょ!)

 ニンジンはガンにもガン予防にも良いとされる野菜です(抗酸化作用があります)。
 ニンジンには β-カロテンが(体内でビタミンAになります)豊富に含まれています。
 1日にニンジンを1本食べればガン全般の予防に効果がある」 なんていうレポートもあるそうです。
 積極的に食べることにしましょう。
 (β-カロテンは、ガンの発生、進行に深く関与している活性酸素を除去する物質です)

牡蠣のパイ包み 

 魚介は牡蠣のクリームパイ包みです。
 パイ皮も手作りしましたので、見た目よりずっと手間がかかっています。
 手間がかかっているものはそれなりに美味しくなるもので、パイ皮がサクサクとして、これは成功かな?

 トマトをもう少し細かく切ればきれいだったのに、こんなところに雑さがでます。

P1003284cook20111224.jpg 

 最後はステーキ・赤ワインソースですね。
 息子のXAMPが来ていましたので、魚よりも肉かな?ということで。

 あまり良い肉ではありませんでしたが、思ったよりも美味でした。
 shinnrikoのお勧めはニンジングラッセ。
 これが美味しいのですよ。
 バターとハチミツで味付けしています。

 ということでホームパーティーは満腹のお腹をさすりながら終了!
 猫の夫の誕生日兼クリスマスイブ。
 猫の夫の幸せなシーズンは幕をおろし、新年に突入するわけです。

 大晦日からずっと作り続ける猫の家のおせちも見てくださいね。


 がん患者の食事らしくはないって?

 主治医の話だと、結局何を食べても良いらしいです。

 ようするに、食事とガンの関係について立証されていないということ、もしかしたらあまり熱心に研究されていなかったということなのかもしれませんが。

066use20111224.jpg もちろんゲルソン療法のように100年の歴史があって、ある程度成果のでている方法もあるのでしょうが、美味しいもの好きのshinnrikoにはあまりにもストレス。

 好きなものを作って食べる。

 できたら、美味しいものを…です。

 にんじんリンゴジュースは続けていますヨ(美味しいですから)。
 
 右の写真はコタツの中で寝続ける我が家の子猫ハピです。(ありえない恰好!)

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ハーセプチンとタキソール

 抗がん剤治療のAC治療終了後3週間たって、次の抗がん剤治療が始まりました。

shinnrikoが投与されるタキソール  タキソールとハーセプチンです。

 タキソール(パクリタキセル)は植物の『イチイ』から採った薬剤で、『タキサン系抗がん剤』と呼ばれます。
 イチイの木というのは日本国中北海道から九州までの山地に自生する針葉樹です。
 誰でも一度は目にしたことのある木だと思います。

 果実(厳密には果実ではないらしい)は甘く、果実酒などに用いられるということですが、その中にある種にはタキシンという有毒のアルカロイドが含まれているらしいです。

 今回投与するタキソールはそのイチイの木の樹皮から採った薬剤から生まれています。
 しかし、自然成分では僅かばかりしか薬剤が採れないので、1990年代に入って、人口的に合成されるようになりました。

 AC療法の後にタキソールを投与することによって、ACでは効果がなかったがんに対しても有効だということです。
 
shinnrikoが投与されるハーセプチン  もう一つがハーセプチン。

 この薬剤はHAR2陽性のがんに対して効果を発揮します。

 shinnrikoはホルモン受容体が--なので、ホルモン治療しても意味がない。
 
 『HER2タンパク』は3+ということで、HER2タンパクが過剰にあることから『トラスツズマブ』(ハーセプチンは商品名)を用いた治療が有効になります。

 トラスツズマブは増殖スピードがあるHER2タンパクのいわゆる「手」というべきものを抑えてしまう働きがあります。
 分子標的薬と呼ばれるものです。

 この薬の誕生秘話が映画になっていますので、是非見ていただきたいと思います。
 ハーセプチンを投与する際に多くの人の努力と命でもってできた薬なのだと思うと自然に感謝が沸きますよ。
 詳しくはコチラをみてください



 この日、初めて夫が病院に付き添いました。
 待合室のベンチで何とも居心地の悪そうな顔をしています。
 AC療法を4回しましたので、shinnrikoは待合室に待っている人とお話できるようになっていましたが、夫は蚊帳の外ですものね。

 何度かお話をしたことのあるご婦人が、お友達を伴っておられました。
 何でも、ハーセプチンとタキソールを打ってから、体がフラフラになり、杖をつかないと歩けなくなったそうです。

 AC療法よりずっと副作用が軽いと聞いていましたので、そういうこともあるのかと思いました。
 ACでも平気だったshinnrikoはたぶん平気でしょう。

 shinnrikoが呼ばれ診察室に入ると、相変わらずニコニコ顔の主治医が待っていました。
 血液検査は白血球が前回よりも少ないものの、問題なしということでした。

 検査結果の用紙を見ると30.8という数字だったので、3080個ということですね。
 1500個を切ったら問題があるらしいですが、まだ大丈夫らしいです。
 
 先日、エコーを撮った結果ではガンの大きさは25ミリ、9月の時点では26ミリだったので、1ミリしか小さくなっていないらしい。
 AC療法、相当がんばったつもりだけど、主治医の話だと、

大きくなっていないということは良しとする」なのだそうです。
 本当にポジティブな主治医。
 ということで、shinnrikoも良しとすることにしました。
 どうやら、がんの形状も丸みを帯びてきたらしいです。

 ひととおり、説明を聞いた夫は主治医に挨拶をして、早々にご帰還。
 病院嫌いなのね。
 もうしばらく付き添ってくれてもよさそうなのに。

 口内炎がひどいshinnrikoですので、いつものようにビタミン剤の処方箋をお願いして、その後点滴が始まりました。
 
 アレルギー反応を抑える薬、消化器症状を抑える薬の後、ハーセプチン、タキソールと続きます。

 ACの時よりもずっと点滴時間は長くなります。
 読み貯めた本があるので、点滴の間に読もうと思ったのですが、すぐに瞼が重くなります。
 
 簡単にフ~と眠ってしまい、目が覚めると・・・ムム・・・トイレに行きたい。

 トイレまでガラガラと点滴棒を持って行きますが、繋がれているこのチューブ、めんどくさいこと・・・。

 とうとう、点滴中に三度もトイレに行ってしまった。
 看護師さんにこの下半身水たまり状態について聞いてみたら、点滴の液体量が多いらしいです。

 寝られるのは良いとしてもトイレに何度も行くのは嫌だなあ。

 ハーセプチンの投与後は発熱もあるそうですが、shinnrikoの場合少し寒気がしただけで熱はなし。

 9時から血液検査、10時から診察、点滴時間は3時間。終了は14時だったので、5時間もかかってしまった。

 ほとんど半日かかりですね。

 【この日の点滴 】

 デカドロン注射液(パクリタキセルの過敏症状を抑える)
 ↓
 ザンタック注射液(消化酵素の分泌を抑える、胃炎の治療)
 ↓
 レスカルミン注(パクリタキセルの過敏反応を抑える)
 ↓
 アロキシ静注(消化器症状を抑える)
 ↓
 ハーセプチン(腫瘍細胞が増えるのを防ぐ)
 ↓
 タキソール(腫瘍細胞の分裂を抑える)
 
 次回は昼ごはんを点滴中に食べることにします。
 お腹がすきました。

我が家の癒し猫ハピです  その後、病院内の歯医者にも行きました。
 奥歯の冠が取れてしまいました。
 もともと歯の質が極度に悪いshinnrikoは歯医者さんとは切っても切れない仲。
 
 でも抗がん剤治療中は歯科治療はタブーだと思っていたのですが、問題なしだということで、看護師さんに病院内の歯科の予約を取ってもらいました。 


 【本日の医療費】(3割負担)
 病院に抗がん剤治療費(ハーセプチン+タキソール)、その他=31,040円
 薬局に薬代(ビタミン剤2種類+口内炎の塗り薬+化膿の薬)=640円 

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焦る年末・・・プリンターが

我が家の癒し猫ハピ 本年もあと数日となりました。
年賀状をまだ刷っていない我が家。
ちょっと焦っています。

毎年のように、Wordで編集、印刷をしようとプリンターにハガキを差し込み、プリントアウト。

なっなんと、プリンターから変な音がする・・・。

このろころ、プリンターがおかしくなる予兆が、何となくあったの。
反応が遅いし、その後はエラーメッセージ、それでも動いてくれていたので、安心していました。

印刷はできたものの・・・ガリ版印刷じゃないのだから・・・この紙はインクジェットなんだよ。

我が家のパソコンの歴史上、プリンターを何台買い替えてきたのだろう。
インクジェットになってから、たぶん二年に一回の買い替えサイクル。

このプリンターと格闘していてもハガキのミスプリントを増やすばかり、まだ消印を押しているわけではないので、郵便局に持っていけば、一枚5円の手数料でハガキや切手と交換してくれるものの(年賀ハガキには交換してくれんせん)郵便局に行く手間もかかるし、5円ももったいない。

夫の帰りを待ってY電器に直行。
速攻で安そうなプリンターを購入。

希望はWiFi無線LANが使えること、shinnrikoの最近の作業はPCiPadの使用率が大体半々。

来年一月に携帯電話の二年契約期間が終了するのでiPhoneにするぞ」と意気込んでいる。
今使っている携帯は4年も使ってしまった。おかげで、携帯代は信じられない位安くはなったが、表面は塗装が剥がれてボロボロ。デコシールを貼ってみたものの、人前で出すには恥ずかしい携帯になってしまった。買い替えは・・・もう必須。

ということで、スマホからもダイレクトに印刷をしたいと思うじゃない!!
とにかく、WiFiマークが入っていれば良しっていう気持ちだったけど。
新しいプリンター
帰ってからプリンターの梱包を解いて気がついた、「DVDのレーベル印刷ができない・・・」。「ワン機種上のものを選ばなければこの機能はついていないのかあ。

おかげで、これからは手書きのDVD。
どうせ、自分しか見ないので、手書きでも良いわけだけど、美しくはないわわね。
これはshinnriko的には嫌な感じ。
今『テプラ』を買おうかどうか悩んでいる。結局高い買い物になってしまった。トホホ・・・。

明日から、ハーセプチンが始まるの、相当治療費がかかるはず。
少しでも安いものを・・・と思ったのが裏目に出てしまった。

買い物はジックリとカタログで検討してから買おう。焦るとダメね~。

アッ早く年賀ハガキ印刷しなくっちゃ。



追記・・・おまけに昨日気がつきました。

このプリンター、AirPrintができないプリンターですって。
まったく意味のない買い物をしてしまいました。

shinnrikoさん、もっと調べてから買いに行こう!
Y電器のおにいさん、もっと勉強してよね!

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金平牛蒡と母の愛

 
 乳がんになっていろいろな人に心配をかけている。
 
 とりわけ母親には申し訳ないと思っているのです。

 父親が大腸がんで死んでから13年。
 そろそろその傷が癒えた頃に、娘が乳がんの宣告を受けたのだから、そのショックははかりしれないと思う。

 先日、「寒くなったからと肩掛けでも送ろうか」とメールが来たので、寝込んでいるわけでもないし、部屋が狭いので、いらないとヤンワリと断ったのですが・・・。

 何かをしなくては居てもたってもいられないのだろうね。
 夫が好きな赤飯と一食分ずつ小分けにされた金平牛蒡の荷物が届きました。

 大量の赤飯は冷凍室に入れて、夫が食べる時に電子レンジで加熱すれば美味しそうです。
 きんぴら牛蒡も味が浸みていて、美味しそう。
 
ゴミから生まれたタカのツメ すると・・・きんぴら牛蒡の包みの下に赤い実が・・・何かと思ったら小袋に入った赤い唐辛子。

 袋に「ゴミから生まれたタカのツメ」と書きづらそうにビニールに書いてある。
 
 以前から母親はゴミコンポストを使っていますが、その土から芽が出たのだと理解しました。
 唐辛子は乾燥しているものなので何年ももちます。
 何かの機会に料理に使えば良さそうです。

 その日の夕御飯に金平牛蒡を副菜にすることにしました。
 丁寧に炊き上げたそれは、たいそう美味しそうです。

 夕飯時、金平牛蒡を箸でつまんで、口に入れて・・・驚いた。

 身悶えるほどの口の中の焼ける痛み・・・。
 辛いという表現ではなく、口の中が大火傷したみたいにズキズキ、ガンガン痛みます。
 水を飲んでもダメ。
 何杯飲めばこの痛みから解放されるのだろうか。
 
 顔を真っ赤にして、その痛みに堪えるしかありません。
 しばらく、何も口にできず、話しさえできなくなってしまった。

 shinnrikoはAC療法4クール目が終了して3週間、ちょうどダメージも弱くなりかけていますが、何年か前から舌が荒れてしょうがなくって、ビタミン剤やらを飲んでみても、そんなに良くなるわけでもなく。
 あまりに酷い時にはケナログをつけていました。

 抗がん剤治療を始めて、すぐに一番弱い処にダメージが・・・。
 歯磨き時でさえも、口の中がヒリヒリと痛みます。
 当然、ミカンも食べると痛い。酢のものもダメ。カレーも痛い。

 金平牛蒡を見てみると、赤色の金時ニンジンに紛れて混じっている赤いものが・・・。

 これは・・・例のゴミから生まれたタカのツメだったのかあ。

 ところどころに混じっている。
 いったい何本入れたのだろう。

 どの状況がきても、たぶん健全な肉体になったとしても、食べられない。

 shinnrikoの母親は時どき、こういうことをやってくれる。
 
 荷物が送られてくる数日前に、「抗がん剤を打つと口の中が荒れるのか?」とメールが来た。

 「細胞が生まれる口の中の細胞にも抗がん剤の攻撃はあるのだよ、今、口の中は痛いよ」とメールを返した。
 
 母親は毎日新聞を端から端まで舐めるように読む人なので、どこかにそういった記事があったのだろう。
 「ああそうか」とメールが返ってきた。
 
 「ああそうか」と納得していたじゃない・・・。

 老いた母親が、丁寧に牛蒡と金時ニンジンを短冊に切り、煮あげた金平牛蒡を一食分ずつ小袋に入れている後ろ姿が目に浮かぶ。

 食べられなかったとは・・・言えない・・・。

 母の愛の辛さに身悶える。 

我が家の癒し猫ハピ  ポチリッと押してください応援してくれてありがとうございます

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子猫ハピのお遊び【動画】

 子猫のハピが我が家に来て10日。

 もうハピのいない暮らしなんて考えられません。

 どんな嫌なことがあっても、忘れさせてくれるハピ。

 shinnrikoも笑うことが多くなりました。

 でもこのところちょっと、お転婆発揮!
 
 それでもカワイイ、ハピです。

 まあ、下の動画を見てやってください。
 



ハピ我が家に来て10日

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