猫の額ほどの話 

猫好きshinnriko(シンリー)です。昨年より乳がん治療中です。術前抗がん剤を経て手術療法、そして再手術。転居後、大学病院で放射線治療を終え、1年3ヶ月のハーセプチン+タキソール治療。最近(2014年初夏)転移と思われていた肺の一部切除しました。

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ふたたび肺転移

一昨日の火曜日、CTを撮りました。

結果に少々凹みました。

肺に点々とガンの転移があります。
転移性肺腫瘍というヤツですよ。
いったん消えていたのがまた出てきました(2011年9月肺転移発見、2012年1月消滅)。

全部で数えられるだけでも10個以上。
それぞれ、5mm程度のものです。
ちょっと生生しいので、イラストにしようと思ったのですが、複雑すぎて描けませ~ン。
嫌な人は、目をつぶってくださいね(コラコラ脂肪の厚みとか、計らないように)。
 006use20121129.jpg

これ、そのままにしておけませんね。

転移性のガンですから、元は乳がんと同じ性質です。
ということは、術前抗がん剤で効果があったのをまず試すことになります。
新しく主治医になった若い女医さんの言うとおり、ウィークリーでタキソールハーセプチンを再びするしかなさそうです。
 
現在、放射線治療中ですので、タキソールはできないそうです。
ですので、来週からは、ハーセプチンを先にすることになります。 
放射線終了後はタキソールもプラスされます。
 
大学病院のケモ室も見学してきました。
テレビ付きのチェアがズラーと並んでいます。

本日、放射線治療の診察日でしたので、放射線科の主治医(こちらも女医さん)に「放射線を使ってピンポイントでパンパン打ってよ」と言ってみましたが、「これだけ多いと無理!」とすげなく断られました。
放射線は2~3個なら効果があるそうですが、たくさん照射すると、当然肺が傷つくそうです。
そのリスクは大きそう。
肺に転移した場合は血液が全身を駆け巡ると同じようにガン細胞が移動している可能性が高くなります。、
ピンポイントでそこだけ照射しても無駄なのでしょう。

やっぱり全身療法しかなさそうです。

放射線治療の主治医の話だと、今あるものが2~3㎝になっても症状はでないということです。
現在、症状は全くありません。
少々走ろうが、階段を駆け上がろうが、普通の人となんら変わりはありません。
外見は極めて健康体。
とにかく、このツブツブを大きくしないこと、そして、胸膜付近や気管支付近にガンを発生させねいことです。
症状がでてきてしまいますからね。

来週から再びケモセラピーが始まります。

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出会い

shinnrikoが新しい町に来て一ヶ月半。
新しい出会いに胸ときめいた一日でした。

ブログを作ってからコメントくださる方とお会いしたのは二回目(前は釣りブロ友のAGAさんでしたから、実は私って消極的だったりして)。
それも初めての女性。
こういうのってインターネット用語ではなんというのだろう。
スレ友?
やっぱりブロ友だろうな。
 
本日13時にホテルのレストランを予約。
ホテルのロビーで待ち合わせをしました。

実はね今日の病院は放射線治療の他に外科外来の予約があったの、前回は予約していたら時間通りに名前を呼ばれたので、そんなもんだと思っていたら、待たされる、待たされる。
イライラと気が気じゃない。
ストレスゲージ急上昇!
ガン細胞がふえちゃう!

そういえば初診の時には3時間も待ったけど、今回は予約していれば大丈夫だと高を括っていました。
やっぱり大学病院の外来を甘くみたらいけないわね。

初めてお会いするのに遅刻とは、なんと情けないこと。
10分遅れで到着。
本当にゴメンナサイね。

このホテルはshinnrikoが引越しの際に利用したシティーホテルです。
徳島のランチでは結構有名らしい。
ケーキも評判が良いことは、最近各所で聞いていますよ。

ランチは5種類のランチメニューから選べます。
shinnrikoはスープランチ。
ブロ友さんはサラダランチを注文。

これはスープランチのサラダ
003_20121127225335.jpg 

う~んこの頃から話が弾みますね。
『禍を転じて福となす』ではないけれど、乳がんにならなければ、お友達にはなれない人ですね。
ましてや、引っ越して数日でお食事なんてとってもじゃないけど、ありえない話です。

次にshinnrikoが食べたのはスープ。
上に乗っているのは、イタリアンパセリ?
揚げてトッピングにしたのは始めて食べました。

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味は?まあまあかな?
中にカブと鳴門金時が埋もれていました。
甘い味がアクセントになって、おいしゅうございました。
ブロ友さんの頼んだものも写真で撮らせていただきましたが、shinnrikoも少し興奮してたのですね。
写真撮影失敗です。

そして追加で頼んだケーキ。
shinnrikoが食べたのはイチゴたっぷりのショートケーキ。
衒いのない真っ向勝負のショートケーキでした。
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ブロ友さんの食べたケーキ。
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これも美味しそうです。

もう一つくらいペロッといただけそうでしたが、胆石持ちの私はここはガマン。
二個食べたなら、たぶん帰路はお腹をかかえて唸る事になるでしょう。
お土産もガマンです。

気がついたら、ランチなのにワワワッ午後4時。
エッそんな時間たった?
自分のガンのこと、治療のこと、家族のこと、医療費のこと、話しているとキリがありません。
とても不思議なのですが、初めて会ったのに、旧友に会ったような気がします。

次回も会ってくださいね。
患者会の事、前向きに考えてみます。

ガンになったら、友達の輪が広がった、そんなことがあっても良いですよね。

そんなことを考えていたら、引っ越す前に渋谷で偶然に会ったソウルメイトの友人の言葉を思い出した。
彼女は以前書いた、大腸ガンの友人です。
彼女は笑いながら言ったのよ、
「ガンになったけど、一緒の時間を過ごせて楽しかったよ、抗がん剤の苦しい時も楽しい思い出になったよ」ってね。

ブロ友さんとも楽しい時間をもっと共にできれば良いですね。
出会いはこれからです。

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山の恵…だ!

さて、この土地に来てからというもの、我が家のエンゲル係数は上がる一方。

何故なら、小さな町なのに、やたらと食品スーパーが多い。
その上に地元の農産物販売所がいたるところにあるので、ついつい覗いてしまうと両手一杯の野菜の山。
おまけに、車で買い物をするものだから、少々重いものを買ったとしても、大丈夫ときてる。

東京に居た時には、それはそれは買い物、特に食料品の買い物は苦労をしたものです。
小さなスーパーや食料品店などは淘汰され、駅前のスーパーまで15分は歩かなければいけない。
15分といっても重い野菜を持って歩くというのは相当な運動量だったわけです。

それに、ネットスーパーでの買い物が当たり前だったので、パソコンでじっくりと買うものを吟味するわけです。
ネットスーパーでの買い物の良いところは、絶対に良い品物が届けられるというところ。
野菜も肉魚も新鮮なものが届けられていました。
何故かと言うと、選ぶのがスーパー側だからですよ。
変なものを届けると選んだスーパー側の責任になってしまいます。
あんな便利なネットスーパー。
ここの町にはできることがあるのかなあ。

というわけで、引っ越してきてからの食費は凄いものになっていて、これではいけないと、一週間は冷蔵庫の中身だけで生活しようと決意しました。

とうとう昨日、冷蔵庫の中の食材が底をついてきました。
そして、冷凍庫の中あった例の禁断の高級食材を、とうとう食べる時がやってきました。
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引っ越してきて、早々に参加させてもらった神社のお祭りの打ち上げで振舞われた、何と、しし肉。
イノシシの肉です。
固まりで冷凍庫の中で潜んでいました。
これを食べないと、冷蔵庫の中身を消費したとはいえないでしょう。

意を決して、鍋にしてみました。
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ぼたん鍋です。
味付けは味噌だそうです。
本当はお豆腐を入れますが、生憎消費しつくした冷蔵庫の中には入っていませんでした。
材料は、しし肉、親芋、白菜、ネギ、油揚げ、ゴボウ、ニンジン、大根。
これだけ食材が入っていれば充分でしょう。

でもでもどうしても、ですね。
shinnrikoにはこの高級肉を食べることができませんでした。
スープと野菜だけでお手上げです。
実は豚肉も小さい時から少々苦手だったのもあります。

私の干支、猪ですもん。
ああ、これで年がばれましたか。

マンションから見える山々も、このとおり紅葉です。
すっかり秋になりました。
見えないけど…この山にはこの高級食材がいっぱい駆け回っているのでしょうね。
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“山の恵み”といって、少々を人間が感謝していただくのがこのイノシシの肉です。
でもどうしても食べれませんねえ。
もったいないなあ。

魚なら釣ってきて食べれるのにね。

大都市のネットスーパーでは絶対に手に入らない究極の食材。
ありがたいと思いたいけど…。

実はまだ一塊の肉が冷凍庫の中に鎮座ましまして、ああどうしよう。

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病院を変えるリスク

2012年10月に東京から地方に引越しをしました。

一年前より患っていた乳がんの術前抗がん剤治療、乳がん切除術をしたのは東京都内の180床あまりの中堅どころの病院でした。

転居ということにならなければ、ずっとその病院でお世話になる予定でいました。
その病院には放射線治療の設備がありませんでしたので、近くの大病院にその期間だけ通う予定でいました。

しかしながら、転勤を余儀なくされる我が家ですから、妻が病気だからと言っても、夫の異動は免れません。
もちろん、単身赴任という選択肢はありましたが、夫婦別に暮らすというのは何とも寂しい。
子供が小さい頃は子供の学校の為に単身赴任も仕方がないと思いましたが、この年になって病気をかかえながら東京の狭い家での1人暮らしは考えただけでも寂しさが募ります。

そういう事情で地方の田舎暮らしをし、また病院も変えることにしました。
ちょうど次の治療目標が放射線治療ということもあり、病院を変えるには今が好都合だと思ったからです。

転居後は放射線治療から始まりますので、高度な治療施設がある病院の選択はおのずと狭まります。
この地方都市ではたぶん3病院に限られます。

一つは距離的に遠い。
もう一つは県立病院。ここは義父が入院していたので病院の雰囲気は判っていました。
ただ、たまたま義父を受け持った医師はあまりにも用心深く懐疑的でした。
ということで残ったのは大学病院ということになりました。

さすが、大学病院だけあって規模はとても大きく、常に混雑しています。
一日に何人の人が外来に訪れるのでしょう。
shinnrikoは毎日会計を済ますと会計の順番札はだいたい800番ほどになっています。
11時15分からの治療なので、たぶん最後の方と考えると一日に会計を済ます人は1000人以上なのでしょう。

最初に来院した際に、東京の前病院の紹介状を持参しました。
私は素人ですから、紹介状の封筒の中身に何が入っているかは判るはずがありません。

ただ前病院での地域医療連携室で受け取った紹介状を今の大学病院に持参したところ、初期のCT画像等がなかったということです。要するに原発のガンの様子のCTです。
文書で現病院から、前病院へ問い合わせたというのですが、返事がないそうです。

…と私に言われても、困ってしまいました。
もちろん、患者自身の私が前病院の地域連携室に電話をすることはかまわないでしょうが、病院間の連絡に関して私が問い合わせるのも筋違いのような気がします。

もちろん切羽詰った状態で、命に関わるようなことは、今すぐに自分でも働きかける必要はあるのでしょうが、原発ガンの画像がすでに取去った後の現在の治療にどのように活かせるのか、私には計りようがありません。
絶対に必要なものなら今の外科の主治医が問い合わせるでしょう。

ということで、未だ前病院に自分では問合せてはいません。

ただ、放射線治療において、放射線をどのくらいの範囲に照射するにあたっては、放射線治療医も悩んでいましたので、その場で現病院の放射線治療医から執刀した前主治医にお願いして、電話で問い合わせてもらいました。
これは放射線を無駄に広範囲にあててもらってはいけないと察したからです。
しかしながら結果として今の照射している範囲は相当広いはずです。

来週から現大学病院の外科の診療が始まります。
たぶん放射線治療後に分子標的ハーセプチンの残りの残数、もしくは初めからの回数をするはずです。

明後日はCT画像を撮ります。
放射線治療の前に撮った位置決めのCT画像の肺部分に怪しい白い点があったからです。
放射線治療のCT画像は息を止めることなく撮影するので、アバウトさがあります。
精密なものを撮って判断してもらいます。
8月、9月の手術前に撮ったレントゲンでは何もなかったので、大丈夫だと思いますが、少々の不安要因ではあります。

こうしてみると、医師の考え方の違いや病院の方針の違いにより、少々のズレが生じるのは仕方がないことなのかもしれません。

これからは大学病院の若い女性医師を信頼して治療を進めていく以外にありません。

できるならば、病院は変わらない方が情報の面からは良いにちがいないでしょう。

ですが、新しい病院で前病院とは違った新たな治療を試みてくれる可能性もあります。

口幅ったい言い方ですが、これは運命に委ねられているな、と感じてしまうわけです。

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放射線治療の治療費は?

本日はshinnrikoの放射線治療にかかる治療費の話です。

他の方のブログでだいたいの金額は判っていたものの、やはり毎日治療費がかかるとなると相当な金額に少しビビリます。
まあ、週毎の分子標的治療のハーセプチンよりは安いと思っているのですけど。

私が受けている放射線治療費は放射線治療のみの時には5,520円です。
放射線科の主治医の診察(週に一回)があるときには、医学管理費として860円かかりますので6,360円です。

治療が始まる一週間前にCTを撮りマーカーを付けますので、画像診断とその他として4,890円
一番最初の治療の日には念入りに画像診断をするのでしょうか、画像診断と放射線治療で29,270円を払いました。

shinnrikoの場合全30回ですが、26回目からは違う治療になりますので、その時にかかるであろう金額は考慮せず、今のところ同額と考えます(全ての治療後に修正します)。
ということで、単純に計算をすると

29270×1+6360×6+5520×23=194390

はは、すごい額ですね。
194,390円となります。

もちろん保険治療ですので3割の金額です。
保険で払われない場合を考えると、実際の治療費は約65万になります。
こういう数字を見ると病気などしたらいけないな、と思いますね。


さて、こんな金額を見ると払えるのかと思いますが、ありがたいことに、日本には『高額療養費支給』という制度があります。
たぶんshinnrikoがここに書くまでもなく、みなさんご存知の制度ですが、私自身病気をする前にはこういうめんどくさそうな書類など見たくなかったので、まったく知りませんでした。

どういう制度かというと一ヶ月の所帯の医療費を合算した額(一疾患21,000円以上)が自己負担限度額(80,100円)を超えた場合に、申請すれば、超えた分だけ医療保険組合から支給されるという制度です(だいたい支給されるまで3ヵ月かかります)。

そして、『限度額適用認定証』の交付をあらかじめ受け、提示していれば、病院で80,100円以上になれば窓口では支払わなくても良いような制度もあります。
下記は私の認定証です。

限度額認定書
そしてもう一つ、『多数該当』というありがたい仕組みもあります。
高額医療が3ヶ月続くと、次の月(4ヶ月目)から44,400円以上支払った額は申請すると戻ってきます(これは高額医療申請書に記入欄があります)。

多数該当に関しては、多数病院に通っていたり、外部薬局の場合は情報が病院でつかめませんので、44,400円を超えた分に関して申請書を提出すれば3ヶ月後に戻ってきます。

文章にすると、とっても判りづらいですね。

最初の申請の時には、何べん保険協会のHPを読んでも、私がおばかちゃんなのかケモで頭が変だったのか、理解できず、電話をして書き方を教えてもらいました。
いろいろなHPやブログにも書かれていますが、判らなかったら、直接電話をしてみてください。
私は何回か電話をしていますが、いつも親切に教えていただいています。


ということで、放射線治療は多額の医療費がかかりますが、一ヶ月80,100円を用意していれば何とかなります。
shinnrikoの場合は今年(2012年)の4月から多数該当になっていますので、3ヶ月後には35,700円が戻ってきます。
ということは一ヶ月の治療費は44,400円、ということになります。
このくらいの医療費だったら何とかやっていけそう???。

多数該当の場合、病院で多数該当者であると把握してくれた場合、44,400円以上になると請求されないことになるか。
これに関しては、よく判っていません、今度聞いてみましょう。
私の場合は病院を替わっていますので、現病院では多数該当者だとは知りえないことなので、自分で超えた分に関しては申請します。

また、高額所得や低所得の家庭、高齢者では限度額の金額が変わってきます。
一応我が家は標準家庭の範囲内です。

現在放射線治療17回目(今月は80,100円を超えました)、次回からは窓口で支払う金額はないはずです。
当然、12月1日からは毎日5,250円以上(80,100円まで)を払うことになります。

とにかく、申請をしたら80,100円を医療費として用意しておきましょう。
…でした(やっぱり我が家にとっては高額です)。


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