猫の額ほどの話 

猫好きshinnriko(シンリー)です。昨年より乳がん治療中です。術前抗がん剤を経て手術療法、そして再手術。転居後、大学病院で放射線治療を終え、1年3ヶ月のハーセプチン+タキソール治療。最近(2014年初夏)転移と思われていた肺の一部切除しました。

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別府情話 その1 出発の時

我が家が東京に来てからそろそろ一年が経ちます。

とても早い一年でした。
東京では病院通いが仕事になってしまって、人も多い、車も多い、楽しいことはしていませんね。

一年前は別府でした。
昨年の今頃は主人の異動の直前、主人も私も縁のない土地の別府にいつまで住むのだろうと少し里心がついた頃でした。
でも別府の生活はとても充実したものでした。
海あり山あり、人の情も厚いところでした。
別府には一年半住みました。
住んでいるときには、長いような短いような。
過ぎてみればとっても短い。

別府の前は大津に住んでいました。
大津から別府へは車とフェリーで移動することにしました。
まったくの知らない土地に行くということ、期待と不安のバランスでは不安の方が多いものです。
運命の波間に放り出されたような何だか虚しさがあります。

大津から名神自動車道を通り、阪神自動車道を通ります。
大阪南港のコスモフェリーターミナルに着いた時刻は乗船時刻よりも少し早いかったのでフェリーターミナルの周りを少し歩きました。
写っている船、この『サンフラワー号』に乗る予定です。
P1000382use20100203.jpg 

サンフラワー号は西日にあたってとてもきれいです。
P1000384use20100203.jpg 

乗船時刻になり、船に乗り込みます。
車を運送会社に運んでもらうことを考えると、フェリーに車と人間二人を乗せた方がとっても安い。
一等の船室に乗っても、新幹線よりもずっと安いのです。
一晩の船の旅です。

一時間ほどで明石大橋の真下をくぐります。
明石大橋は何回も往復していますが、下を通るのは初めてです。
P1000410use20100203.jpg 

船の中の食堂と売店です。
内装もきれいです。
P1000394use20100203.jpg
明石大橋の下を通過するというイベントは終わり、お腹が減ってきました。
船の中のレストランで食事を取ります。
味は?まあこんなものでしょう。
その後は入浴。
船の中の大浴場、波間に揺れる船の中でお風呂のお湯が揺れます。
初めての経験に知らない土地に行くことの不安はなくなっていました。
船室は一等ですので、他の人に気遣うことはありません。
朝まで穏やかな気持ちでいられました。

朝靄の中の別府港です。
P1000419use20100204.jpg 
九州に来たのだな。
一晩寝て、起きたら別府。
何だかパラレルワールドに迷い込んでしまったような、不思議な感覚に陥りました。
実は別府にいた1年半の間、ずっとそんな感覚が付きまといました。

実は私は東京に住んでいて大井町線に乗っているとか。
実は私は琵琶湖のほとりで水面を眺めているとかね。

ふと胸によぎる不思議な感覚はこの船の一泊にあったのだと思います。
目が覚めたら、朝靄の中の別府。
どこかに現実を忘れてきたような不思議な日々が始まりました。

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*** COMMENT ***

Re: 飛鳥

>鶴吉さん

 一応HPを見てビックリ!
 やっぱり一桁違っていました。

 こういう世界もあるのですね。
 やっぱり宝くじしかありません。

 そうやって、一週間くらい貴族の暮らしをしたいですねえ。

飛鳥

shinnrikoさん。

あのぅ、飛鳥はですね。
仕事です。
仕事で客として乗船したのではなく、業者として仕事してました。
業者として、乗りましたので、部屋はクルーの部屋でした。
丸い窓がひとつ。波がかかります。

横浜から、名古屋、大阪、福岡、香港まで。往復です。
デッキパーティーとディナーパーティーに一度づつ招待してもらいました。

デッキパーティーが瀬戸内でした。
そりゃ~最高でしたよ。

この他、伊豆諸島のワンナイトクルーズを数回、小樽までの片道を乗せてもらいました。

高いですが、それなりの価値はあります。
お金よりも、時間が最高の贅沢です。
お金は出せるけど、1ヶ月の休みがとれないのが日本人ということです。
鶴吉はお金も出せませんが。

一週間くらいのクルーズ、旦那さんと二人でいかがですか。

AGAさん

>AGAさん
 
 これから別府情話が始まります。
 
 まだ①なので、別府に着いていません。
 どうなることでしょうか。
 
 でも別府って本当に良いところでした。

NO TITLE

朝霧りの中の、、、別府。

なんとなく、、、、甘い香りが、、、、

ギャッハハハハハ


火曜サスペンス劇場 ; 別府温泉○○○

Re: パラレルワールド

>鶴吉さん

 飛鳥…での船旅ですか。
 これは仕事でも凄いことですね。
 普通のフェリーと一桁ちがうでしょ。きっと。
 横浜から乗られたのですか?

 船で世界旅行にいってみたいですね。
 宝くじでも当たらないと無理ですね。

 パラレルワールドですが、新幹線と特急ソニックで往復した時に何となく覚めました。
 やっぱり陸地を通ると現実感ありますものね。

パラレルワールド

別府での生活は、そんなに短かかったのですね。

パラレルワールドって感覚、何となくわかるような気がします。
瀬戸内の夜は綺麗でしたか?

鶴吉は、客船飛鳥で昼間、瀬戸内を通りました。(仕事で)
とても美しく感動しました。

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