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猫の額ほどの話 

猫好きshinnriko(シンリー)です。昨年より乳がん治療中です。術前抗がん剤を経て手術療法、そして再手術。転居後、大学病院で放射線治療を終え、1年3ヶ月のハーセプチン+タキソール治療。最近(2014年初夏)転移と思われていた肺の一部切除しました。

成果!リンパ浮腫治療から4日目

リンパ浮腫の専門病院へ初診で行ってから、4日目です。
初めて通う病院に慣れずに、先生に違和感を覚えていましたが、そんなことより、早くも四日目で成果が出てきました。

やっぱり行って良かったです。

☆手が上に上がらなかった状態が改善。
☆手が横に真っ直ぐに伸ばせなくなっていたのが改善。

以上により、萎縮していた右手が自由に使えるようになりました。
これは私的には随分すごいことで、要するに、QOL(quality of life=生活の質)の向上ですよ。

棚の上のものが取れるようになったのです。
キッチンの換気扇のボタンが押せるようになりました。
駐車場のチケットが簡単に取れるようになりました。
洗濯物を干す時に、パンパンとシワをのばせるようになりました。
この3週間ばかり本当に不自由でしたもの。

やっぱり専門医には行くものです。
やっぱり名医であったか。

本日は本格的に理学療養士さんの指導を受けます。

最初ですので、乳がん手術の事、抗がん剤のこと、放射線療法のことなど、現在の症状と併せて聞かれます。
次に自分でやっているマッサージはどのようなものか伝えます。

その後、療法士の先生が直接マッサージをしてくださるのですが、とても自分でするのよりももっとソフトタッチです。
そのことを伝えると、リンパ末端は皮膚のすぐ下の繊細な組織なので、押さえてしまうと潰れ、液が流れなくなってしまうということです。

やさしく、やさしく大雑把に撫でるのではなく、細かに撫でるほうが良いということでした。
一時間の簡単なマッサージと指導ですが、端的で判りやすい説明をしてくださいました。

その後、先生の診察でしたが、今回は2回目なので前回よりは、何となくこの先生の話し方に慣れてきましたし、考え方も少々判ってきました。

「この4日で随分良くなりました」
と伝えると、
「ボクはマジックは使っていないよ」
と返答が返ってきました。
そして先生の説明はこのようなことだったと思います。
リンパマッサージテキスト
抗がん剤現在投与している、または放射線治療後の後遺症によりAxillary Web(腋窩網(えきかもう))にとういう症状がでることがある(綴りを先生に書いてもらいました)。
それは圧着しているもの(現在使用しているtgグリップ)によって改善する場合もあるし、自然に治る場合もある。
将来改善後、そんなことがあったのか?ということもあるよ。

というような説明でした。
こんな難しい単語を言ってくれるのは、たぶん前回の写真云々のことがあってのことかもしれないし、そうではなく、本当は懇切丁寧に説明してくださる先生だからかもしれません。

帰りにパンフレットをいただきました。
徳島県で出しているものですが、shinnrikoは東京で手術をしましたので、この冊子はもらっていません。
じっくり読んで、本日のマッサージをしましょう。

マッサージはやさしくやさしくです。

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