猫の額ほどの話 

猫好きshinnriko(シンリー)です。昨年より乳がん治療中です。術前抗がん剤を経て手術療法、そして再手術。転居後、大学病院で放射線治療を終え、1年3ヶ月のハーセプチン+タキソール治療。最近(2014年初夏)転移と思われていた肺の一部切除しました。

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HER2を題材にした映画 『希望の力』

 本日は乳がんに関する映画『希望の力』(Living Proof)のご紹介です。

 乳がんになって細胞の検査結果が出ると
 ホルモン感受性は、陽性、陰性?
 HER2(ハーツー)は、陽性、陰性?
 というふうに判別され、その後の治療計画が立てられます。

 shinnrikoの場合はER(-)PgR(-)、HER2(3+)
 となると、ホルモン療法は無意味だと主治医に言われています。
 
 エストロゲンレセプター(ER) プロゲステロンレセプター(PgR)とは女性ホルモンのことです
 次のHER2(3+)というのは、乳がん細胞にHER2タンパクと呼ばれるタンパク質をたくさん持っていて、このHER2タンパクが乳がんの増殖をしているということです。
 乳がんのうち20~30%がこのHER2タンパク陽性の人なのだそうです。
 
 shinnrikoはズバリこのHAR2陽性の患者です。
 超暴れん坊のガン君、このモンスターみたいなタンパクが作用することにより、凄く悪さをするらしい。
 
 でもですね。
shinnrikoの主治医がこの検査結果を見て、明るい笑顔になったのよ。
 「ああこれか・・・!!」ってね。
 その口調にshinnrikoは救われた気がしたワ。

 最近・・・本当に最近です。
 従来は手だてが少なかった、HER2をねらい撃ちした治療法(分子標的療法)が開発されて乳がん治療が大きく変わりました。
 
 この治療は“HER2タンパクを過剰に持っている乳がん”に極めて効果があるとされているのだそうです。
 
 日本でも2001年に認可されましたが、しばらくは保険適用はされませんでした。
 最近は術後適用はされているらしいのですが、shinnrikoのようにステージ4となると、術後適用などは考えられない。
 shinnrikoは医療関係者でもなんでもない主婦のブロガーですので、主治医の話とネット記事を頼るしかないのですが、たぶん今年(2011年)からですよ。
 この薬が術前治療でできるのは(違ったら、この部分は即座に削除します)。

 shinnrikoにとって救世主となるであろう新薬開発の実話です。

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 乳がん治療の新薬開発に情熱を燃やす実在の医師、デニス・スレイモン医師と治験に参加した女性達の苦悩と喜びが描かれています。
 ロバート・バゼル氏の原作『ハーセプチン Her-2』を元にTV映画として制作されました。
 公開は2008年の映画です。

 なすすべもなかった、乳がんの女性達を救うべく、家族も顧みないほど研究に没頭するシレイモン博士ですが、薬品メーカーの出資打ち切りなど苦しい日々が続きます。
 しかし実業家の友人の協力の下、レブロンからの援助を得ることで、新薬の実現は拍車がかかります。
 そこに到るまでの女性達の悲しみ、苦しみ、喜びが描かれています。
 乳ガン治療 "ハーセプチン" を世に広めるまでの10数年間にわたるドラマです。
 最後には静かな感動があります。
 是非ご覧ください。

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 新薬開発には医師、患者の努力は並々ならないものを感じますが、別の目で注目したいのは経済支援をしてくれた団体があったということも忘れてはいけない点ですね。

 shinnrikoは現在投与されている抗がん剤(AC療法)の終了後、このハーセプチン(トラスツズマブ)を投与することになるはずです。
 
 治験に参加された女性達には感謝しつくせません。
 本当にありがとうございます。

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*** COMMENT ***

Re: 感謝

>コメントありがとうございます。

 薬というのはどのようにして世に広められるのか、よく判る映画でした。
 
 ガンが風邪のように治る日がくるかもしれません。
 
 その日に向かって歩んでいる人がいることに感謝ですね。
 

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