猫の額ほどの話 

猫好きshinnriko(シンリー)です。昨年より乳がん治療中です。術前抗がん剤を経て手術療法、そして再手術。転居後、大学病院で放射線治療を終え、1年3ヶ月のハーセプチン+タキソール治療。最近(2014年初夏)転移と思われていた肺の一部切除しました。

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ハーセプチンとタキソール

 抗がん剤治療のAC治療終了後3週間たって、次の抗がん剤治療が始まりました。

shinnrikoが投与されるタキソール  タキソールとハーセプチンです。

 タキソール(パクリタキセル)は植物の『イチイ』から採った薬剤で、『タキサン系抗がん剤』と呼ばれます。
 イチイの木というのは日本国中北海道から九州までの山地に自生する針葉樹です。
 誰でも一度は目にしたことのある木だと思います。

 果実(厳密には果実ではないらしい)は甘く、果実酒などに用いられるということですが、その中にある種にはタキシンという有毒のアルカロイドが含まれているらしいです。

 今回投与するタキソールはそのイチイの木の樹皮から採った薬剤から生まれています。
 しかし、自然成分では僅かばかりしか薬剤が採れないので、1990年代に入って、人口的に合成されるようになりました。

 AC療法の後にタキソールを投与することによって、ACでは効果がなかったがんに対しても有効だということです。
 
shinnrikoが投与されるハーセプチン  もう一つがハーセプチン。

 この薬剤はHAR2陽性のがんに対して効果を発揮します。

 shinnrikoはホルモン受容体が--なので、ホルモン治療しても意味がない。
 
 『HER2タンパク』は3+ということで、HER2タンパクが過剰にあることから『トラスツズマブ』(ハーセプチンは商品名)を用いた治療が有効になります。

 トラスツズマブは増殖スピードがあるHER2タンパクのいわゆる「手」というべきものを抑えてしまう働きがあります。
 分子標的薬と呼ばれるものです。

 この薬の誕生秘話が映画になっていますので、是非見ていただきたいと思います。
 ハーセプチンを投与する際に多くの人の努力と命でもってできた薬なのだと思うと自然に感謝が沸きますよ。
 詳しくはコチラをみてください



 この日、初めて夫が病院に付き添いました。
 待合室のベンチで何とも居心地の悪そうな顔をしています。
 AC療法を4回しましたので、shinnrikoは待合室に待っている人とお話できるようになっていましたが、夫は蚊帳の外ですものね。

 何度かお話をしたことのあるご婦人が、お友達を伴っておられました。
 何でも、ハーセプチンとタキソールを打ってから、体がフラフラになり、杖をつかないと歩けなくなったそうです。

 AC療法よりずっと副作用が軽いと聞いていましたので、そういうこともあるのかと思いました。
 ACでも平気だったshinnrikoはたぶん平気でしょう。

 shinnrikoが呼ばれ診察室に入ると、相変わらずニコニコ顔の主治医が待っていました。
 血液検査は白血球が前回よりも少ないものの、問題なしということでした。

 検査結果の用紙を見ると30.8という数字だったので、3080個ということですね。
 1500個を切ったら問題があるらしいですが、まだ大丈夫らしいです。
 
 先日、エコーを撮った結果ではガンの大きさは25ミリ、9月の時点では26ミリだったので、1ミリしか小さくなっていないらしい。
 AC療法、相当がんばったつもりだけど、主治医の話だと、

大きくなっていないということは良しとする」なのだそうです。
 本当にポジティブな主治医。
 ということで、shinnrikoも良しとすることにしました。
 どうやら、がんの形状も丸みを帯びてきたらしいです。

 ひととおり、説明を聞いた夫は主治医に挨拶をして、早々にご帰還。
 病院嫌いなのね。
 もうしばらく付き添ってくれてもよさそうなのに。

 口内炎がひどいshinnrikoですので、いつものようにビタミン剤の処方箋をお願いして、その後点滴が始まりました。
 
 アレルギー反応を抑える薬、消化器症状を抑える薬の後、ハーセプチン、タキソールと続きます。

 ACの時よりもずっと点滴時間は長くなります。
 読み貯めた本があるので、点滴の間に読もうと思ったのですが、すぐに瞼が重くなります。
 
 簡単にフ~と眠ってしまい、目が覚めると・・・ムム・・・トイレに行きたい。

 トイレまでガラガラと点滴棒を持って行きますが、繋がれているこのチューブ、めんどくさいこと・・・。

 とうとう、点滴中に三度もトイレに行ってしまった。
 看護師さんにこの下半身水たまり状態について聞いてみたら、点滴の液体量が多いらしいです。

 寝られるのは良いとしてもトイレに何度も行くのは嫌だなあ。

 ハーセプチンの投与後は発熱もあるそうですが、shinnrikoの場合少し寒気がしただけで熱はなし。

 9時から血液検査、10時から診察、点滴時間は3時間。終了は14時だったので、5時間もかかってしまった。

 ほとんど半日かかりですね。

 【この日の点滴 】

 デカドロン注射液(パクリタキセルの過敏症状を抑える)
 ↓
 ザンタック注射液(消化酵素の分泌を抑える、胃炎の治療)
 ↓
 レスカルミン注(パクリタキセルの過敏反応を抑える)
 ↓
 アロキシ静注(消化器症状を抑える)
 ↓
 ハーセプチン(腫瘍細胞が増えるのを防ぐ)
 ↓
 タキソール(腫瘍細胞の分裂を抑える)
 
 次回は昼ごはんを点滴中に食べることにします。
 お腹がすきました。

我が家の癒し猫ハピです  その後、病院内の歯医者にも行きました。
 奥歯の冠が取れてしまいました。
 もともと歯の質が極度に悪いshinnrikoは歯医者さんとは切っても切れない仲。
 
 でも抗がん剤治療中は歯科治療はタブーだと思っていたのですが、問題なしだということで、看護師さんに病院内の歯科の予約を取ってもらいました。 


 【本日の医療費】(3割負担)
 病院に抗がん剤治療費(ハーセプチン+タキソール)、その他=31,040円
 薬局に薬代(ビタミン剤2種類+口内炎の塗り薬+化膿の薬)=640円 

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****** ▼ 追記記事 ▼ ******

 12月22日、shinnrikoの抗がん剤治療第2段が始まりました。

 
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